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今日の料理は、基本のレシピより一品『鯖の味噌煮』となります。


ある日、昔買った「男子食堂」2011年12月号を引っ張りだして、読み返していました。

沸騰した煮汁でさっと煮るのが日本流、日本伝統の煮魚

「日本の煮魚と西洋の煮魚は考え方が根本的に違います」

「煮汁はいわばソース。皿で身とからめて食べるのです。」
と、土井善晴さん。

なるほど～、強火で沸騰させた煮汁で魚をさっと煮て、あとから味を付けるのが基本みたいです。

そこで先日、秋鯖を買っていたので、『鯖の味噌煮』に初挑戦です。

作り方は、基本に沿って作っています。
－作り方－
①サバの半身を半分にして、皮に切れ目を入れていきます。皮に切れ目を入れることで、皮が破けずに見栄え良く仕上がります。写真のように、鬼の敵をとるように入れる必要はなく、一文字や十文字にお好みで入れるくらいでいいみたいです。


②鍋で煮汁を作ります。水、日本酒、砂糖、みりんを混ぜ合わせ強火にかけます。

③煮汁が沸々としてきたら、サバを入れ、お玉で煮汁を回しかけます。




④ある程度アクを取ったら、生姜を加え、落とし蓋をして、5～6分弱火で煮ます。【一回目の煮】
今回は、細切りにしていた生姜が冷凍庫にあったので、厳密にどのくらいと言えないのですが、1かけ程度入れます。




⑤味噌を煮汁で溶いておきます。味噌を鍋に入れると、混ぜにくいので、あらかじめ適量の煮汁で溶かしておきます。


⑥溶いた味噌を加えて、落とし蓋をして12～13分ほど煮ていきます。【二回目の煮】
小口にしたネギも一緒に煮込んでみました。




白髪ねぎを添えて、完成です。


家にあった合わせ味噌なので麦の粒もあり、信州味噌ほど滑らかな見た目には仕上がっていませんが、
初挑戦にしては、まずまずの出来でした。



みなさまも、美味しくお召し上がりください。

－材料－　3人分
サバ　半身3枚
生姜　1かけ
長ねぎ　1本（小口切りに1/2本、白髪ねぎに1/2本）
味噌　大さじ4～5
〈煮汁〉
水　1カップ
料理酒　1/2カップ
砂糖　大さじ3
みりん　大さじ3

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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