Syuntaroの『食の荒野を彷徨う』

インスタ映えするようなお洒落な料理は作れません。 ただひたすら、おっさんが日々のご飯の手伝いをした記録。 誰でも作れるような簡単な料理ばかりとなってますよ~。

2019年06月

おはようございます、Syuntaroです。
いつも訪問ありがとうございます。

今日の料理は、鹿児島の郷土料理『さつま汁』を作ってみました。
DSC_2256

みなさんは、鹿児島の郷土料理で汁ものと言えば『豚汁』を想像するかと思います。
ただ、豚汁と言えば、最近は『すき家』や『ジョイフル』など、
牛丼屋やファミレスなどでも普通にメニューにありますよね。
※『ジョイフル』自体、九州管内なので、地方色が強いですが・・・。

『さつま汁』は、あまり聞かない気もします。

この『さつま汁』、一般的なレシピでは、鶏の骨付き肉のぶつ切りを、さつまいもや人参などの根菜と一緒に煮込み、味噌仕立てかすまし汁にします。

そう、決定的な違いは、豚汁は豚を使いますが、さつま汁だと鶏肉を使います。

いったい、いつぐらいから鹿児島で広まったのでしょうか、

その由来は、江戸時代にさかのぼります。
江戸時代のころ薩摩藩で、兵士の士気を高めるため闘鶏を行っていました。
そのときに負けた鶏をぶつ切りにして野菜と煮込んで食していたのが始まりとされています。

今回は、『さつま汁』をSyuntaro流に少々アレンジしてみました。

アレンジとはいえ、突飛な材料を使用したわけでもなく、
鴨など、他の鳥肉を使ったわけではありません。

少々、鶏肉の焼き方と煮方を変えてみました。

一般的なレシピだと、フライパンで軽く焼いたあとに、煮えにくい順から煮ていきます。

今回の調理方法の何が違うかと言うと、
食材ごとに煮てから合わせていく『筑前煮』を参考にしてみました。

さっそく、作っていきたいと思います。
-作り方-
①鶏もも肉を、皮の方から弱火でじっくりと焼いていき、20分程度焼いたら裏返してさらに身の方を焼きます。焼きあがったら、火からおろしておきます。
DSC_2227

DSC_2234
余分な油を取り除きます。

②もも肉を焼いている間に、鶏団子と野菜を準備していきます。鶏団子の作り方は、以前のつくねの作り方を参考にして下さいませ。⇒作り方はこちら鶏団子鍋 つくねの味噌汁
野菜類は1~2㎝程度の乱切りにしていきます。厚揚げを1㎝程度の厚みに切り、こんにゃくはスプーンを使ってちぎっていきました。
DSC_2241

DSC_2238

DSC_2239

DSC_2235

③下茹でを行います。ゴボウやこんにゃくをしっかり茹で、他は軽く茹でます。厚揚げも軽く茹でて、油抜きを行います。
DSC_2237

DSC_2240

DSC_2242

④お湯を沸かした鍋に、鶏団子を落とし、軽く浮くまで弱火で煮ます。

⑤ゴボウ、人参、こんにゃくを混ぜ合わせて炒めます。
DSC_2246

⑥すべての素材を鍋に混ぜ合わせて、味噌を加えて、さらに煮ていくと完成です。
DSC_2252

DSC_2251
※味噌はこのくらい使いました。大さじ6くらいです。

-材料- 10人前
鶏もも肉 1枚
ゴボウ 1本
人参 1本
かぼちゃ 1/4個
こんにゃく 1枚
味噌 大さじ6
水 1200ml
炒め油 大さじ1(ごま油使用)
~つくねの材料~
鶏ひき肉 100g
豆腐 1/4丁
玉ねぎ 1/2個
生姜 小さじ1
にんにく 小さじ1
塩こしょう 少々
※生姜とにんにくはチューブ使用です。

肉と野菜がたっぷり入った味噌汁です。
冬に暖まりたいときに、栄養がたくさんつまったスープです。
ご賞味くださいませ。

今回、一般的な作り方との違いですが、
具材を別々に煮ることで、煮くずれをおこさず、食材に合った食感に仕上がっています。
そして、メインの鶏肉は、鶏もも肉と鶏つくねを用意し、味と食感の違いが味わえる品となります。

さらなるアレンジだと、丸鶏使用も面白いかもしれません。
ただ、丸鶏だと、いつでも手に入るわけでもないので、

鶏もも肉と鶏ミンチを使用することで、手軽で腹の足しになるスープになったと思います。
先に焼き付けることで、若鶏の余分な脂を減らし、
沸騰させないように煮ていくことで、余計な臭みがなく、しっとりと柔らかなお肉となります。

今日の一言
『さつま汁といい、芋煮といい、郷土料理のスープは、ほっこりして、栄養満点』

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

レシピブログに参加しています♪
いつも押して頂きありがとうございます。

ブログ村も参加しています。
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

    このエントリーをはてなブックマークに追加

おはようございます、Syuntaroです。
いつも訪問ありがとうございます。

今日のレシピは、ソウダガツオの三品目【自家製ツナ】となります。
DSC_2126

ツナは缶詰で買ってくるものと思っていましたが、
正直いって、これは絶品です。

ちなみに、『ハウス×レシピブログコラボ』のモニタープレゼントで頂いた
スパイスを使用しています。
おつまみ料理レシピ
おつまみ料理レシピ  スパイスレシピ検索
コラボ企画に参加しています。

今回、『あらびきガーリック』を使用しています。

香草は、ローズマリーとか使いたかったのですが、手持ちがなく、
ちょうど『タイム』と『オレガノ』があったので、こちらを使用しました。

オリーブオイルだけで煮ると、コストが高くついてしまうので、
節約として、オリーブオイルとサラダ油を「1:1」の混合にしています。

さっそく作っていきましょう。
①三枚におろしてもらった半身から、中骨を除きます。
DSC_2103
※ヒスタミン中毒の可能性を減らすため、血合いを可能な範囲で切りとっています。

②多めの塩を振り、全面にまぶして、2時間ほど冷蔵庫で寝かします。
DSC_2104

③塩を洗い流し、キッチンペーパーで余分な水分をふき取ります。鍋に入れやすいよう、さらに半分に切りました。
DSC_2105

④オリーブオイルとサラダ油を混ぜたものに、唐辛子、あらびきガーリック、タイム、オレガノを加えて、70~80℃まで温めていきます。
DSC_2117

⑤温まったオイルに、ソウダガツオを加え、70~80℃程度で煮ていきます。
片方10分、裏返して10分程度煮ます。
DSC_2119

⑥あら熱がとれたら、フリーザーバッグに入れて冷蔵庫で寝かせます。3日程度すれば、味がなじんできます。
保存環境にもよりますが、約1ヵ月ほど保存可能です。
DSC_2126

-材料-
ソウダガツオ 1匹(今回は3/4使用)
塩 大さじ4~6
あらびきガーリック 小さじ1
タイム 小さじ1
オレガノ 小さじ1
オリーブオイル 200ml
サラダ油 200ml

まずは、ツナサラダにしていただきました。
カツオの近縁種を煮るので、固くなってしまうかなと思っていましたが、
DSC_2137

柔らかくしっとりとした仕上がりになりました。
より、なじんだ頃に、サンドイッチにして食べてみようと思います。

ちなみに、何か白いのが見えると思います。
こちらは、次の食材の『白のきくらげ』~森の妖精~です。

・・・森の妖精は、今勝手に名付けました。
この白きくらげは、癖がなく美味でした。かの楊貴妃が愛した食材らしいです。

今日の一言
『 ソウダガツオとかけて、サニブラウンと説く。

そのこころは?

どちらも足が速い』

つまらない、寄席でございましたが、お粗末さまでした。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。


レシピブログに参加しています♪
いつも押して頂きありがとうございます。

ブログ村も参加しています。
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

    このエントリーをはてなブックマークに追加

おはようございます、Syuntaroです。
いつも訪問ありがとうございます。

本日のレシピは、ソウダガツオのたたきとなります。
DSC_2140

こちらも、初めて作ったのですが、
想像してたよりも、癖がなく、食べやすい一品でした。

うちは、IHなので、直火のコンロではありませんので、
カセットボンベを使った、ガスバーナーで炙っています。

実際のところ、カセットコンロはあるのですが、
回転すしの炙りみたいで、なんとなく、かっこいい気がするので、
カセットボンベのバーナーを使っています。

でも、使ってみると癖になりますよ、
意外と簡単です。

ただ、周りが燃えないように、気を付けて下さい。

-作り方-
①ソウダガツオの半身を、さらに2分割し、骨を取り除きます。今回は、こちらの1/4本の身を使っていきます。残りは、オイル煮に使用しました。
DSC_2103
※ソウダガツオは、ヒスチジンが増えやすく、ヒスタミン中毒の危険があるので、可能な限り新鮮なものを使ってください。
血合いも、可能限り取り除いて作ってます。

②オイル煮も、ここは同じ工程なので、一緒に塩を振ります。全部に大さじ4~6くらいでしょうか?
結構、多めにまぶしていきます。
DSC_2104

③30分程度置いて、水分が出たらキッチンペーパーでふき取り、炙ります。
わたしは、トースターの皿を使い、下は濡らしたまな板を敷いてます。
万全を期すには、外で炙るのがいいでしょう。
DSC_2105

DSC_2110

④全面を炙ったら、氷水に取り、すばやく粗熱をとり、冷蔵庫で冷やしておきます。
DSC_2112

DSC_2113

⑤スライスした玉ねぎを敷き、炙ったカツオをのせ、塩、ガーリックを振って、包丁で叩きます。
今回は、玉ねぎとガーリックでしたが、かいわれ大根など、お好みで乗せてくださいませ。
DSC_2128

DSC_2130

DSC_2131

⑥仕上げに、おろし生姜を添え、ぽん酢をかけて完成となります。
DSC_2132

工程が多く見えて、大変そうに見えますが、
塩で魚を締めて、周りを炙って、薬味をのせたら完成と、
実際は、3工程となります。
DSC_2140

実食です。
玉ねぎのスライスが、味を引き締めてくれます。
今回は、あらびきガーリックを貰っていたので使用しましたが、
これが、いい感じです。
にんにくスライスが作れなくても、美味しくなりました。
作ってみて、意外と簡単でした。

明日は、ソウダガツオで作る、オイル煮(シーチキン)となります。

次回も、おいしくお召し上がりください。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

レシピブログに参加しています♪
いつも押して頂きありがとうございます。

ブログ村も参加しています。
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

    このエントリーをはてなブックマークに追加

おはようございます、Syuntaroです。
いつも訪問ありがとうございます。

今日の料理は、『ソウダガツオのびんた煮』となります。
DSC_2136

そもそも、なぜ『びんた煮』なのか、
もう、20年くらい前でしょうか・・・、鰹が有名な枕崎を旅行したときのことです。

どこか食事をするところはないかと探しているとありました。

『枕崎お魚センター』

この記事見て、行ってみようと思った方がいるといけないので、
ググってみました。今もあるようで、安心しました。

そのときの定食の『鰹のびんた煮』

これがまた、うまかった。

今回は、鰹ではなく、近縁種のソウダガツオが安く売っていたので、
こちらのかしらを、『びんた煮』にしてみました。
※びんた=ほほを叩くではないですよ、頭って意味です。

それでは、作っていきたいと思います。
①まずは、頭をお湯で霜降りにして、臭みを取っていきます。

②圧力鍋に、頭と水と調味料、生姜を加えます。
※生姜はひとかけら分を千切りにしたものです。
DSC_2125

③圧力鍋の蓋をして、ピストンが震えるまで強火で加熱します。
DSC_2129

④沸騰したら、弱めの中火として10分、その後、弱火にして、さらに10分加熱します。

こちらが完成品です。
DSC_2136

思ったよりは、身が少なかったのが残念でしたが、美味しく頂けました。

ソウダガツオに限定しなくても、最近は色々売っているので、
魚屋さんを見てまわるだけでも、面白いですね。

-材料-
魚の頭 1匹分(今回は、ソウダガツオ)
水 200ml
醤油 100ml
みりん 100ml
酒 100ml
生姜 ひとかけら

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

レシピブログに参加しています♪
いつも押して頂きありがとうございます。

ブログ村も参加しています。
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

    このエントリーをはてなブックマークに追加

こんばんは、Syuntaroです。
いつも訪問ありがとうございます。

この間の日曜日に、スーパーマーケットで、ソウダガツオが安かったので、買ってみましたよ。
お値段一匹、なんとサンキュッパの398円
秋からも、食品は8%据え置きの税込価格430円
ほんと、格安でした。
DSC_2102

とりあえず、話を戻していくと、
家で捌くと、骨に身がつくばかりか内臓の処理も面倒なので、
三枚におろしてもらいました。

いつみても、やっぱプロにお願いするのがいいですね。
綺麗に捌いてくれます。

今回は、そのソウダガツオを、『たたき』と『びんた煮』
どれも、初挑戦なのですが、
さらに『オイル煮』、いわゆる『シーチキン』を作ってみました。
DSC_2138
※オイル煮は、サラダに入ってます。


『びんた煮』は、昨日の秋刀魚の煮つけ同様、圧力鍋で煮ただけですが、
DSC_2136

『鰹のたたき』って、初めて知ったのですが、炙るのをたたきではなくて、
薬味を乗せて、包丁や手で叩くから、『たたき=叩き』と言うみたいです。
目からウロコが落ちました。

叩くことで、薬味の味が染みるみたいですね。
DSC_2140

そして、本に載っていたのをみて、作ってみたいと思っていた『シーチキン』
ツナのオイル煮となりますが、調べたレシピを適当に頭の中で構築しなおして、
なるべく、安価かつ本格的に仕上がったつもりです。
DSC_2126

こちらの味付けは、レシピブログ様様です。
貰ったハーブがあったので、『タイム』と『オレガノ』に
『あらびきガーリック』を使わせてもらいましたよ。

今回の詳しいレシピは・・・、

また明日から、書いていきたいと思います。

とりあえず、食した感想ですが、どれも美味しく出来ました。
もっと固くなってしまうかな?と
思っていたのですが、やっぱり温度管理は重要ですね。

ギリギリの低温で熱を加えると、
肉や魚は、柔らかいまま仕上がります。

まぁ当然、圧力鍋は、圧力で柔らかくするので、
加熱は強くても柔らかくなります。

それでは、明日からの公開を楽しみにしてもらえたら幸いです。
まずは、『ソウダガツオのびんた煮』から
おいしく、お召し上がりください。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

レシピブログに参加しています♪
いつも押して頂きありがとうございます。

ブログ村も参加しています。
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ